2015年09月28日
匠の技
皆さん、こんにちは
月曜日の朝は、いつもより10倍くらい気合を入れないと
始動できない松井です。
皆さんは、月曜日の朝、平気ですか(笑)?
さてさて、久しぶりに降水確率0%の本日は、
弊社の大工さんの技をご紹介したいと思います。
『天井廻り縁』です。
まず、天井廻り縁とはどの辺りか?と言うと・・・
天井と壁が接する箇所に設ける部分のことです。
部屋の中の、天井と壁の際をぐるりとまわっている縁のことですね。
ちなみに、床と壁の接する部分の縁は『幅木(はばき)』と言いますね。
刻みをして、木と木をガッチリ組めるよう加工します。
フクザツなこの刻み、お分かりいただけますでしょうか?
組んだ時に、隙間が出来ないよう細工します。
女木と男木を組みます。
写真手前側が、室内に見える部分。
奥側の欠けたように見える角の部分が、柱の中に入って見えなくなってしまう部分。
組んだ廻り縁を柱に組み込みます。
柱に廻り縁をピッタリ付けます。
この際、柱は出来るだけ傷めないよう細心の注意を払います。
釘を使わず固定するので、このような状態になると雛留めと呼ばれる納めの部分が見えなくて残念ですが・・・
近頃は、このように大工さんの技が生きた天井廻り縁も少なくなってきたように思います。
特に真壁和室(柱の内側で仕上げる和室=柱が見えている和室)は、このような大工さんの技が
細部にまで光っているので、
もし見学会やお友達のお家などご覧になる機会があれば、このようなところに注目してみるのも
面白い見方かもしれません
・・・と、建築ド素人の松井の解説、お粗末さまでした。
何か引っかかることがあれば、ご連絡下さい(笑)
そして今週末は、R+houseの見学会を予定しています→ホームページ
今までのR+houseとはまた違った雰囲気のお住まいをご覧いただけます!!
お楽しみに!!!
あんずの木 枝拾い
R+house体感会 ご来場ありがとうございました!
いよいよ明日から!長野市松代にてR+house体感会を開催します
今週末開催!R+house 体感会
2020年 あけましておめでとうございます!