みんなの日記｜中澤勝一建築株式会社

今日もブログにお立ち寄りいただき、
ありがとうございます。


昨日は、久々にお天気になり暑かったですが、今日はまた雨降りです。


少し前までは雨が降らなくて野菜が高騰して水不足を心配していましたが、

最近は、異例の大雨が続き土砂災害の心配があったり、
日照不足や多雨により、野菜が高騰するんじゃないかと気になったり。

雨が降らな過ぎても、降りすぎても心配が尽きず・・・



やっぱり、適度っていうのが大切なんだなぁ～と実感します。



さて、昨日は須坂市で建築中のW様邸にて

気密測定検査があり、初めて立ち会わせていただきました。



こういう機械で測定します。






気密測定はいったんお家の中の空気を外に排出して、
自然にどれぐらいの空気が家の中に入ってくるかを調べる検査です。
これを調べるとお家にどれだけの隙間が空いてるかが分かります。
この隙間はC値として示され、

C値（ｃｍ2／m2）＝家に空いた隙間の面積を住宅の延べ床面積で割った値

となります。


気密は、お家の断熱性能に関係していて、
数値が小さいほど、気密性が良く「夏涼しくて、冬あたたかい」家になるので、
お家の性能を考えるうえで、とても重要な値です。



気密性能は、地域によって要求度合いが異なり、
北海道、青森県、秋田県、岩手県地方では、
Ｃ値が2.0以下となる住宅を気密住宅と規定しています。
また、それ以外の地域では、Ｃ値が5.0以下の住宅を気密住宅としています。



さて、実際に排気が始まると・・・




ファンが止まっています



ファンが動いています



「うわぁ～ん」とものすごい音

がするのかと思いきや意外と静かに始まりました。が、
排気装置のそばにいるとなんだか自分の周りの空気が
装置の方に引っ張られていくような感じがあり、
ちょっとだけ頭が痛くなりました。（酸欠？）



それだけの勢いで排気しているため、
ほんの僅かな隙間から同じだけの勢いで空気が入ってくるので、
何もなければ全く分からないような隙間でも分かるようになります。



ちなみにW様邸の気密測定値C値は0.5cm2／m2以下でした


中澤勝一建築では、この気密検査を全棟行っており、
長期優良住宅として認定を受けています





ちなみに、気密性能は大工さんの腕の良し悪しに関係してきます。


大工の高い技術と丁寧な仕事があればこその気密性能。


そんな凄腕大工の仕事を見てみたいと思いませんか？


見たくなってきたでしょ！



ということで、告知です


7／２５（土）、２６（日）


長野市松代で構造見学会を行います。

詳しくは、近々弊社ホームページ、及び、当ブログにてお知らせいたします。

楽しみにお待ちください。


以上、古畑でした。